梨園の仕事
収穫を終えた10月中旬から、翌年の収穫に向けての作業がスタートします。
当園で実施している、主な仕事をご紹介します。
10月中旬〜11月中旬 | ||
秋の枝抜き |
太くなりすぎた枝や、古い側枝(結果枝)等、不用の枝を切ります。 | |
落葉処理 |
病原菌が付着してると云われる落葉を焼却処分し、翌年への越冬菌の密度を下げます。 減農薬につながる作業のひとつです。 |
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網の取り込み |
鳥害を防ぐ為、畑全体に覆っておいた網を、取り込みます。 | |
荒皮剥ぎ |
害虫の越冬場所となる 幹の荒皮を削り取り、越冬害虫の密度を下げます。 これも、減農薬につながる作業のひとつです。 |
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11月下旬 |
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元肥 |
木が休眠したこの時期に、翌年の為のメインになる肥料を施します。 | |
12月上旬〜3月中旬 |
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剪定 |
不要の枝を切り、来シーズンに実を成らせるのに必要な枝を、棚面に均一に配置します。 当園では、1日約4本の進行。畑全体で400本あるので、約100日かかります。 12月初めにスタートしても、終わると3月中旬になっています。 |
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3月下旬〜4月中旬 |
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摘蕾、摘花 |
枝先等、実をつけない所に咲く花を、摘み取ります。連続の作業ですが つぼみの時期は摘蕾(てきらい)、花が咲いた時期は摘花(てきばな)と呼んでいます。 |
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人工授粉 |
花の満開時、授粉作業をします。ミツバチも利用していますが、 花粉を採取して、人の手による人工授粉も行っています。 |
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4月下旬〜5月下旬 |
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摘果 |
1果そうに、数個ついた実の、一番良いのを1個だけ残し、他を全部摘み取ります。 | |
6月上旬〜6月中旬 |
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仕上げ摘果 |
1果そう1個にしても、木全体では多すぎるので、それぞれの木に適当な数になるよう さらに、摘果を進めます。 |
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6月下旬〜7月上旬 |
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袋かけ |
新高、かおり、等の品種の果実に、防虫、防菌の為に袋をかぶせます。 | |
網はり |
カラス等の鳥害を防ぐ為、畑全体を網で覆います。 | |
8月上旬〜10月上旬 |
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収穫作業 |
この地域では およそ |
幸水が 8月上旬〜8月下旬 豊水が 8月下旬〜9月中旬 かおりが 9月中旬〜9月下旬 新高が 9月中旬〜10月上旬 が収穫時期です。 |